2017年12月14日木曜日

プリアンプ ALBIT A1FD aco

購入は今年九月くらいでした
プリアンプを色々試してて(遊んでて)、ご紹介が遅れました


ALBIT

ALBITは1980年創立の埼玉県にある国産ハンドメイドメーカーです
エレキ、ベース、アコギ用のプリアンプを中心に
ディストーションなどのエフェクターやアンプヘッドなんかも作っています
自分はこのプリアンプの購入まで全く知らなかったのですが
「ALBITの中沢さん」と言えば、”その筋”では有名人だそうな
会社名と同じくらい個人名が世に広まると言うところからしても
「職人技による機材」ってにおいがプンプンです

購入動機

プリアンプにはこれまでほとんど興味が湧かなかった
もちろん出力の弱いパッシブPUの音を持ち上げるというベーシックな部分では必要でしたが、
エフェクターじゃあるまいし「音が良くなる」そんなことってあり得ない
仮にあったとすれば、プリアンプってそういう方向性でよいの?
色づけしちゃうことがよいことなの?
とまあ、増幅以外の必要を感じない・・・ってことはそこにお金をかける意味も感じられない
そんな、アンチプリアンプ派であったのであります

きっかけはSTRYMONのBLUESKYでしょうか
それまで手にしたリバーブとはひと味違うROOMリバーブ
機材の可能性を自分の固定観念で狭めてしまうことって、
考えてみればあんまりトクな話じゃ無いのかもなって
そんな風に目線を変えてくれたのはBLUESKYの功績じゃないかと思います

しかし、それまで興味が無かっただけに知識も無い
いつものアプローチなら、まずは手軽価格のものを購入しながら、
知識を穴埋めしつつ、自分の感覚を育てていくのですが
リバーブのようにあれもこれもと20個も買ってしまう事態はさすがに回避したい
それに、曲がりなりにもプリアンプと呼べるものとしては既にいくつか持っている
(ZOOM A3、LRBaggsParaAco、BOSS AD-5)
ということで、ターゲットを「ちょっとよいプリアンプ」に定めてみた

キーワードは、「国産」と「ハンドメイド」
そこから選び出したのが「PAS Vivid Forcus Type.G」と、この「ALBIT A1FD aco」でした
そして、ALBIT A1FD acoに関して言えば、
音への興味だけじゃなく、コクピットを連想させるこのつまみ類の多さも、
妙に心惹かれた原因ではありました(^_^;)
男の子の半分は「飛行機のパイロットになる~~!」っていってた世代ならでは、ですね

A1FD aco

元々はベース用のプリアンプです
かなり以前アコギ用のアンプでも書きましたが、ベースは意外にも周波数レンジの広い楽器です
その音を扱う機材は幅広い周波数帯に対応しているものが多く
その特性故にアコースティックギターにも上手く適応できるものが数多くあります

A1FD acoはその特性を生かしながら、最近アコギのPUシステムでよく見かける
2PU(マグネットとコンタクト等)に対応したものですが
最大の特徴は「真空管アンプ」と言うところにあります
私も真空管に詳しいわけではないのですが、
一般には暖かみのある柔らかな音といわれることが多いようです

さて、音の方はちょっと後回しにして、まずは注意点を

付属の電源アダプターはAC10.5vを出力します
ギター用のエフェクターの大半はDCで動くので、
そのための電源アダプターやパワーサプライは使えません
実はアダプターにも箱を開けると入ってる注意書きにも
「専用電源使え!」としつこく書いてある理由が最初よく理解できず、ALBITに電話確認したら
「ACだからね~絶対ダメよ」とすごい愛想の悪いおじさんが答えてくれた(笑)


もう一つは、A1FD acoの2PU入力は「ステレオジャック」であること
ギター側がステレオ出力なら「TRSフォン-TRSフォン」のケーブル
ギター側がモノ×2の出力なら「TSフォン×2-TRSフォン」のYケーブルが必要です

【操作感】

さながら戦闘機のパイロット気分です(爆)
しかし、つまみやスイッチの配置が「わかりやすく親切に」並んでいるとは
お世辞にも言えません
単純にEQの並びだけでも、自分は左から「LOW-MID-TREBLE」の並びになれてるのですが
それが逆並びってだけでも違和感たっぷりです

しかし得がたい「パイロット気分」・・我慢します

【音質】

まずはZOOM A3との比較で音を聞いてください





たしかに、A1FD acoの方が柔らかで、暖かさを感じるようにも思います
しかし、EQをもっと追い込めば、ほとんど変わらない音にすることもできそうです
もちろん今の状態でもブラインドで聞き分けられる人というのはほんの少しかもと思えるほど
正直、両者の差は僅かです

プリアンプの評価が難しいのはこのあたりなんですね

基本的にドキッとするほどの違いはないと言って良い
好みや感性と言った部分が評価を決めてしまうということではエフェクターも同じですが
プリアンプの方がより微妙です
時々、ネットで「もうまるで別物です~!」とか「こんな音は初めて」とかの感想を見かけますが
そんなにはっきり言い切れるほどの違いを聞き分けられる、その「耳」が私にはうらやましい

しかし微妙ではあっても毎日のように聴いてれば、
ボディブローのようにゆっくりと好き嫌いが分かれていく、ということももちろんあるし
今回は両者とも軽いリバーブをかけてますが
エフェクターのノリの善し悪しと言うことは、これは確実にあります
また、ライブ等で使う場合はPAとの相性ということもあるので
よいプリアンプを求める気持ちはよく分かります

これは私の感覚なのですが、
A1FD acoのよい部分は後ろにリバーブを通しても「突破力がある」とでも言いましょうか
出音にエフェクターをかいくぐった原音が多く残るような、そんな風に感じています
そしてこのA1FD acoが今はとってもお気に入り(笑)
常用のプリアンプとなっております
具体的な良さを言葉にすることは難しいですが、このことが私の評価を物語ると
そんなふうにご理解いただければ幸いです(笑)

さて、これより上の「数十万円クラス」というのはもっとすごい良さがあるのでしょうけど
その凄さを十分感じ取れる耳も感性も自分にはどうやらなさそうだなあと
今回のプリアンプ購入で悟ったのは大きな収穫かも
漠然と憧れていたR-zeroもどうやらあこがれのままでいてくれそうです


2017年12月10日日曜日

400投稿達成、よう頑張った

このブログの開始から今日の記事で400投稿となりました


開始日が2015.5.26ですから、本日2017.12.10で930日目
なんと平均で2.3日に1回記事書いてきたんですね
最近では4日に1回と言うことでややペースダウンしてますが
それにしても、よう頑張ったw

これから春にかけては忙しさがピークとなるので少し投稿回数も減りますが
なんとか細く長く続けていこうと思います
 しかし、この930日間で弾いた曲数は、というと、わずかに15曲(^_^;)

  2015.05 西村歩「赤とんぼ」
  2015.07 西村歩「涙そうそう」
  2015.11 西村歩「さくら(独唱)」
  2016.01 田山翔太「うららの丘」
  2016.02 西村歩「Sweet Memories」
  2016.02 西村歩「なごり雪」
  2016.04 西村歩「川の流れのように」
  2016.10 押尾コータロー「桜・咲くころ」
  2016.10 南澤大介「ウィスキーがお好きでしょ」
  2017.01 西村歩「糸」
  2017.04 西村歩「デスペラード」
  2017.08 ジャズアレンジで弾くスタジオジブリ「海の見える街」
  2017.09 西村歩「ナミダノアト」
  2017.09 江部賢一アレンジ「雪の華」
  2017.12 押尾コータロー「FIRSTLOVE」

それにしても2ヶ月に1曲ペースって・・・・(^_^;)

もともと、数曲を同時並行で練習ということはしない、というかできない人なので
なかなか曲数は増えないタイプではあるんだけど、それにしても少ないなぁ
だけど考えてみれば、少しややこしい曲だと
  ・なんとかつっかえずに弾けるまで半月から1か月
  ・録音に成功するまで半月
  ・練習の間にわすれてた曲をリハビリするのに半月
  ・「次行ってみよう!」という気力回復に数日から半月
そう考えると僕のレベルだと2か月に1曲が精一杯なのかもな
世の中には楽譜初見でもなんとなく弾けちゃう人もいるのに、なんだかなあ(笑)

ま、しかし「隣の芝生はいつも蒼い」
人のことうらやむよりマイペースが一番なのかもです
これからも年に6曲ペースで頑張ってみましょう
10年元気ならあと60曲はひける、はずです(笑)

2017年12月6日水曜日

押尾コータローさん「First Love」

忙しいとは言え、いつ始めたのかも忘れるほどにたっぷり時間がかかりました

押尾さんの「Tussue mussie」に収録されているこの曲
5年前に同じ本に入っている「君がくれた時間(とき)」を弾いたときから
ずっと、次に弾きたい曲ナンバー1に君臨していたのだけど
「なんだか難しそう」と言うだけで手を出しそびれていた曲でした

しかし、弾きたい理由がもう一つがあしました
それはyoutubeで押尾さんが演奏しているあのリバーブをいつの日にか手に入れたいということ
もちろんリバーブの再現などおこがましすぎて目指してもおりませんけど
せめて似た雰囲気にでもできないものかと長い間思ってきたのでありましたが
最近、自分の機材環境がなんとか整ってきたのを機に、
「よっしゃ、やってみよう!」と思い立ったのがなんと10月の初旬のこと・・・
すでに2か月近く過ぎようとしております



そんなに難しかったの?

今振り返ってみれば、ただ弾くことに関しては難易度は低いと思います
でも、なんと言えば良いのか「楽譜を読み解くのが難しい」
字が小さいといこともあるんですが、細かいニュアンスまで楽譜化されてるので
弾くのは簡単でも読むのは大変という感じでしょうか

結局、読み疲れてしまって途中でかなりの時間放置とか(笑)
そういうこともあって時間がかかった面もあります

しかし、「ただ弾くなら難しくない」というものの、表現的にはかなり難しい面もありましたし
今回の動画でも全然できていないことも多いです

  ・スローバラードだけに一音一音が綺麗にでないと雰囲気がぶちこわし
    (音詰まりとかが結構目立ってしまう)
  ・後半はややテンポ速めになるとはいえ、スローをキープすることがかなり難しい
   全体的なテンポだけじゃなくて1小節の中の音符の長さもちゃんと守れないと
   これも雰囲気ぶちこわしの原因となる
  ・今回自分のソロギ歴で初めてのテクニックとなったネイルアタックとタッピングハーモニクス
   ネイルアタックはまあまあかなと思えるんですがタッピングハーモニクスを上手に弾くの難しい
   まず、音量をそろえることが全然できませんでした
   そして、ハーモニクス音と打音が混じるのは仕方ないとしても、
   どうしても打音が勝ってしまう部分がどうにも克服できずじまいです

弾く面での難しさというか間違えやすさは、

  ・ほんの少しバリエーションが異なるだけのメロディーが何度も繰り返し出てくるので
   「何番目の繰り返しではこのバリエーション」というのを覚えるのにすごく時間がかかったし
   もちろんそこで間違えやすい
  ・ステージでは楽譜と違う弾き方をすることが多い押尾さん
   youtubeで見て「お、格好いい!」と思った部分をまねしようとして結構どつぼに(笑)

まあこんな感じでしょうか
でも、本当に美しい曲で、練習していてとても楽しかったですし、癒やされたようにも思います
しかし、さすがに1か月を過ぎてくると飽きる・・・(笑)
やはり一ヶ月以内というのを目標としないと、どんなに良い曲でも挫折するかもなと
よい教訓となりました



さて、なんだかソロギ動画を投稿するのも久しぶりで、なんだかこっぱずかしいですが

そんなこともあって最初、動画はこんな姑息な画面を考えておりました
まさに「虎の威をかるキツネ」ですなあ(笑)


しかし「こんなことでは皆ごまかされはせん」と、深く反省し(笑)
以下の動画に落ち着きました
たくさん間違い、たくさんごまかしましたが、First Loveの雰囲気だけでもお聞きいただければ
幸いです



Guitar:Lowden O-32
Strings:Wyers Pierre Bensusanシグネチャー
PickUp:Sunrise S-2
PreAmp:ALBIT A1FD aco
EQ:MXR M108S
Deley:Strymon Timeline
Reverb:Strymon BlueSky
Recorder:Zoom Q8