2016年1月3日日曜日

コンタクトPU自作実験

ネットでふと見かけた「圧電素子を使ったコンタクトPU」
極めて安く、かつ簡単な構造の割に意外と良い音らしい・・となると・・やってみたい(笑)
しかし、実用に耐えるものを作るのは私には無理ですから
あくまでも「音が拾えること」を実体験するためだけの自作実験です
よって、シールド処理などは行っていませんので、「使えるものを作りたい人」はご注意下さいね

【①材料を調達】

といっても、圧電素子とエンドピンジャック、それとこの2つを結ぶ2芯シールド線くらいです
ただ、圧電素子は大きさによって少々音が違うらしいので、今回は何種類かそろえてみました
調達先は、以下のとおりです

 ◇圧電素子
  共立電子の店(店内の検索で「圧電素子」としてみればたくさん出てきます)
  http://eleshop.jp/shop/
  1.圧電素子 20mmφ(61円) 
  2.圧電素子 35mmφ(92円) 
  3.リード線付圧電素子 27mmφ(82円) 
  4.リード線付圧電素子 31mmφ(87円) 
  5.圧電素子φ31mm(82円)
    ※ 圧電素子の大きさは、あまり大きいとブレーシングとかに干渉してギター内部に
      張りつけ出来なくなる可能性もありますので、そのあたりを考えて決めてみて下さい
      30mmくらいになると結構制約が大きくなります


 ◇エンドピンジャック(実際はヤフオクで仕入れましたけど)
  趣味の店クラフトN
  http://item.rakuten.co.jp/craftn/10020523/
  凝ったものを作るならステレオ仕様(4P)のものですが、今回のようなものだとモノラル仕様
  または3P仕様のものが使いやすいし、少しだけ安いです
  時々品切れになるけど、タイミング良くゲットできればSHのこれが最安です
  http://www.soundhouse.co.jp/shop/ProductDetail.asp?Item=1230%5E573706%5E%5E
  今回は3P仕様のものを使います


 ◇2芯シールド線
  サウンドハウス
  http://www.soundhouse.co.jp/shop/ProductDetail.asp?item=182%5E1503A%5EYELLOW%5E

 ◇銅箔テープ(適宜)
  アマゾンで購入、ただしどう貼れば効果があるのか私には不明です(笑)
  今回は結局使ってませんが、シールド方法がわかる方は使ってみて下さい
  というか、誰かシールド処理の方法教えて下さい(^_^;)
  http://www.amazon.co.jp/gp/product/B000TGAUC8/ref=oh_details_o05_s00_i00?ie=UTF8&psc=1

 ◇ひっつき虫
  PUとギターの接着用です
  http://item.rakuten.co.jp/shimiz-bm/61859388/?l2-id=pdt_overview_spage#10302957

 ◇その他(アロンアルファ、ホットボンドなど)

【②結線方法】

極めて簡単です。以下の図を見て下さい。
今回はピックアップ一つで作成してます
二つの場合も並列で接続するだけで同じことだと思いますが、間違ってたら教えて下さい


【③組み立て】

今回使用したのは直径31mmのリード線付き圧電素子(87円)です

 ◆半田およびアロンアルファでの接着
  いやはや、「いも半田」以前の問題ですね、ちゃんと半田できているのかどうかも不明ですが、
  とりあえずリード線持ってぶら下げても落ちなかったので、よしとしましょう
  半田だけでは接着強度が不足しますから、
  リード線の被服をアロンアルファで圧電素子に固定します


  このとき、圧電素子の銀塗膜に半田するのがどうやらなかなかの難関らしく、
  あまり長くコテを当てると塗膜がはがれてしまうらしいのです
  もし半田付けの扱いになれていないのなら「リード線付き圧電素子」が便利です
  下の写真のようにはじめから半田してくれてるので、これをそのまま利用できますが
  このリード線の半田は相当弱いので、なにかうまい補強をしないとすぐにとれてしまいます
  私も一度失敗しました(笑)


 ◆ホットボンドで補強
  実験用、とはいえすぐに壊れてしまわないように、強度確保のためホットボンドで補強します
  ホットボンドは十分に暖まるのを待ってやってみてください


 ◆エンドピンジャックに接続
  シールド線をエンドピンジャックに接続すれば完成です
  実験用のPUですので熱収縮チューブとかは使っていません
  が、お見せするのも恥ずかしいヘボ加減です


【④取り付け】

圧電素子に、「ひっつき虫」を3個分ほどちぎって貼り付け、
圧電素子を「トップ板の裏側、ブリッジピンの少しエンドピン側」に押しつけて張ります。
ひっつき虫の接着力はわりと強いので不意にはがれてしまうことは多分起きないと思います
PUを貼る位置は、PU1個の場合は、ギターの中心線上が基本になりますが、
1弦側に寄せれば高音が、6弦側に寄せれば低音を良く拾います
このため、好みに応じて試行錯誤することが必要になります
ギターの特性とかもあって、一概にこことは言い切れませんので、いろいろとやってみて下さい


いきなり裏側に貼らずに、ギターの表側に貼って音の感触を確かめてから
裏側にインストールすると手間が少なくなるかもしれません

加えて、接着方法でも音は大きく変わってきます
ひっつき虫の厚みとか、両面テープを使うとか、そういうことでも音は相当に変化しますので
気に入った音になるまで、試行錯誤が必要なのがこのPUの楽しい(苦しい?)とこでもあります
低音高音をバランス良く拾うためには、圧電素子を2個使うのもありだと思います

なお、エンドピンジャックの取り付けはエンドピン位置に12mmの穴を開ける必要がありますが
実験程度なら、素子をトップ面に張ってシールドとエンドピンジャックはブラブラ状態でも
音を確かめることは可能です

【⑤使用方法・結果】

電池を使わないパッシブピックアップですから、プリアンプは「必須」です
エンドピンジャックにシールドを差し、それを一度プリアンプに入れてから
レコーダーやアンプに送ってみて下さい
それと、シールド処理をしていないため、かなりハムノイズがのりますのであしからず(^_^;)
以下の録音では自作の「ハムノイズ撃退装置」を使ってます

 ●プリアンプ:ZOOM A3(プリアンプ機能のみ使用)
 ●曲:赤とんぼ(超省略バージョン)
 ●ギター:宇坂ギター
 ●録音:ZOOM Q8ライン録音

少し音がチープですが、実験ですので(^◇^;)
まあこのあたりは、貼る位置とかの工夫次第って感じかもしれませんし、
圧電素子を2個並列で使えばまた感じが変わるかもしれません
しかし、まあまあ生音感はあると思います
アンダーサドルのピエゾなんかと比べると、よほど生音に近い・・・
と、僕には聞こえますが、ひいき目過ぎ?(笑)


5 件のコメント:

がめラ さんのコメント...

ziziさん、こんばんは。

やっぱりアンダーサドルピエゾとは音が違いますね。相棒のYAMAHA AP-X700もコンタクトピエゾですが、もともとのモデルなので出荷時に上手く調整されていて結構生音に近いです。
サンライズとのミックスですか?もう少し調整すればライブでも行けそうですね。

丸に橘 さんのコメント...

ピックアップ自作。
恐れ入谷の鬼子母神。
でも、おしりに大きい穴開けるのって、痛ましいですよね。
私のMartin D-45はピックアップが付いていますが、普通のエンドピンに3.5mmのミニプラグ用のジャックがついているタイプなので、穴を広げないで済んでいます。

Zi Zi さんのコメント...

こんばんは~

そうなんですよね、コンタクトは音は良いんですけど
セッティングが面倒なのが玉に瑕です
でも今回のような実験用のおもちゃでも
うまくセッティングできれば低音も相当の迫力で拾ってくれますので
捨てがたい魅力があるんですよね~

「サンライズとのミックス」
今回の音は実験で作ったコンタクトのみのライン音です
で、残念ながら写ってる黒いマグネットはサンライズではなく
セイモアダンカンです
サンライズ・・・死ぬまでには一度使ってみたいです(爆)

Zi Zi さんのコメント...

あはは、慣れです~~~、一度あけてしまえばOK
といいつつ、私もGEブラザーズなんかにはよう開けんのですが(笑)
実際には、エンドブロックの貫通孔ですから
音にはそれほど影響が無いとも思うのですが
痛ましいといえば確かに痛ましいですね
ちなみにこの宇坂ギターは、ココボロという材が良くわからず
自分では自信なかったので
譲ってもらったルシアーさんに孔あけをお願いしました
でも普通のローズくらいなら自分でゴリゴリあけちゃいます(笑)

ミニプラグ仕様のジャックも聞いたことはありますが
まだお目にかかったことはないです
一度見てみたいです

むお さんのコメント...
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